2009年ふりかえり

今年は大殺界と呼ぶにふさわしい一年であった。1月〜12月を振り返る。
1) 1月〜 3月
初のプロジェクトリーダとして、奮闘した。右も左も分からない若造が6人のプロジェクトをマネジメントする事は苦難でいっぱいだった。日々計画(シナリオ)立案、計画の実行、工数(スケジュール)管理、内外調整、課題管理及び課題解決などに追われ、自分の仕事に着手するのはいつも定時後であった。稼動は週6日で、日曜日に一週間の整理と翌一週間の計画見直しを行うのがほとんどだった。アウトプットを求められ、自分の知識と技術の限界ギリギリだった。このまま投げ出してしまったら、どんなに楽なことだろうかとよく考えていたし、それじゃ駄目なんだとよく悩んでもいた。それでも最後までやり遂げられたのは、周囲の支えがあったからだ。先輩や上司、チームのメンバ、プロパのメンバ。多くの人達が自分に勇気と応援をくれた。クールに仕事ができた分けじゃない。非効率だったし、時間かかったし、迷惑もかけたし。汗まみれ泥まみれになって、ガムシャラになって、泣きじゃくって働いた。それが今は自分の血と肉になった。本当にここが自分の原点であると思っている。これからどんな困難あってもここでの経験が自分を支えてくれると信じている。みんなみんなに感謝でいっぱいである。
2) 4月〜 7月
リーダを育成すことに専念。プロジェクトリーダを経験したばかりの自分が次はプロジェクトマネジャとしてプロジェクトリーダを育成するなんてとても無理があった。それでも自分のできることは精一杯やった。当人達は自分の言動が口のうるさいお節介だったろうし、歳の近い人間にとやかく言われるのさぞかし嫌な奴だと思われていただろう。それが自分の役目と思うことで乗り切ったが、心痛むことが多かった。
3) 8月〜11月
裏役から表役に復帰。要件定義から開発テストをプロジェクト管理。ただし、どうしてもこの3年間築き上げてきた土俵をプロジェクメンバ全員に色々継承してほしかった。それと、1月〜3月とは違って、今度はメンバ一人一人の手でプロジェクトを成功させたんだという実感を持ってもらいたかった。だから表役といってもみんなの見えないところの調整役が多かったかもしれない。規模としても25人まで大きくなった。そんなみんなの顔つきがプロフェッショナルらしくなっていくのを見て、とてもとても嬉しかった。また今までにない経験を得ることができたし、思い出がたくさんできた。そしてたくさん泣かされた。プロジェクトメンバ全員が家族になった。この絆は一生大事にしたい思う。
4)12月
次の案件に入るまでに、自分がこれからどうなりたいのか、そのためにはどうしなければならないのかを考えるのに良い機会となった。診断士やSJC-Aを勉強。久々にインプットする多くの時間をとった。